技能試験の目途

教習所や合宿免許で行われる技能試験では当然ながら技量も求められますが、同時に運転マナーも採点対象となります。つまり運転スキルに加えて、安全運転の基本が身に付いているかが問われるわけです。この姿勢は試験官ばかりではありません。タクシー会社としても、運転スキルを過度に求めることはありません。むしろ乱暴な運転をしない人、マナーの具わっている人の方が好まれます。第二種免許を取得する上で、この視点は大切だと言えるでしょう。

では安全運転の基本とは具体的に何を指すのでしょうか。一義的には交通ルールの遵守に他なりません。受験者は交通ルールを学科試験の対策として覚えますが、それだけでは安全な運転を担保できません。覚えたルールが実際の運転に活かされなければならないからです。技能試験はその点を確認する試験といえますが、第一種免許による運転で実践できていた人はあまりいないのが実情です。ですから技能試験の前に練習を重ねなければ、合格は遠のいてしまうでしょう。練習中は安全運転の基本を再確認することになりますから、これまでの自分の運転が原則を守っていなかったこと、マナーが欠けていたことに気付きます。例えば信号が青に変わって急発進するような運転に慣れてしまった人は、この練習中に自分の危険な運転を修正することが出来ます。そうすれば試験中も、急発進することなく、安全を確認してから発進することが出来るようになるのです。

技能試験でよく問われるポイントがありますから、以下具体的に挙げてみましょう。まず車に乗り込む際ですが、周囲、後方の安全を確認してから乗車するようにします。乗車後はシートを調節します。運転操作に支障のない位置で止めるようにしましょう。次にルームミラーとサイドミラーを調節します。ハンドルの遊びをチェックして、方向指示器が正常に作動することも確認します。

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